Q. フクフクフードにビタミン剤を追加してはいけませんか?
A. フクフクフードには基本のビタミンが添加されていますので、追加使用はしないでください。フクフクフードに添加されているビタミンは、もし、小型フクロウが
フクフクフードのみを食べ続けた場合、 最低限のビタミンが取れるようにすることを目的に、添加されたものです。ですので、高含有量ではありません。
参考までに、本フードに添加されているビタミンは100g当たり A 30IU、
B1 0.01mg で、他のビタミンもこれに準じております。
フクフクフードのビタミンは他の鳥類等を参考に添加量が計算されています。
実際のところはフクロウの必要栄養量などは、現在ほとんど分かっていませんので、まだまだデータの蓄積が必要と考えられます。 もしフクフクフード以外にマウスやウズラ、昆虫などを組み合わせて与え、それらにビタミン剤を使用する場合には、過剰投与にならないようご注意ください。また体調不良などで別途動物病院からビタミン剤が処方された場合は、獣医師の指示に従ってください。 ・・・・・・・・・・・
現在、フクロウではビタミンB群投与に関してさまざまなウワサが飛び交っております。ウワサの出所の一つとして、エゾフクロウにおけるビタミンB群複合剤
(B1 91mg、 B6 91mg 、B12 917μg /kg BW) の経口投与で死亡した例が報告されています。しかし、総合ビタミン剤の経口投与や、ビタミンB群複合剤の注射
投与では、このような中毒(?)と推察される症例は報告されておらず、フクロウのビタミンB群複合剤中毒(?)に関しては、まだ不明な点が多いようです。
(フクフクフードに使用されているのはビタミンB群複合剤ではありません)
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