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コミミズク

◎野生フクロウのエサ◎


   「ザ・フクロウ:誠文堂新光社より」

和名 コミミズク
英名 
Short-eared Owl
学名 
Asia flammeus


 野生下におけるコミミズクの主要なエサは、小型の哺乳類です。なかでもハタネズミ、トガリネズミ、モグラ、アナウサギやノウサギ、ホリネズミ、オナガネズミ、そしてシロアシネズミなどが多く捕食されています。一方、同じ哺乳類の中でも、コウモリやイタチなどはあまり多くありません。また鳥類もエサとして利用されますが、その割合は低いようです。ただしこれはフクロウの住む環境によっても異なり、内陸部ではエサのほとんどを哺乳類が占めていますが、沿岸部では鳥類の割合が高くなります。ある研究では、約10000個のコミミズクのペリットを分析したところ、エサの94.8%を哺乳類が占め、5.1%が鳥類でした。
 コミミズクは日中、夕暮れ時、そして夜間とさまざまな時間帯に狩りを行います。狩りはおそらく獲物の密度やフクロウ自身の空腹状態の程度、育雛中であればヒナの要求度によって決行されるようです。獲物を捕獲する際は地上付近にて行いますが、コミミズクは上空を縦横に飛翔したり、ホバリングをしたりして、獲物に不意打ちを食わせるのに最適な飛行を素早く行うことができます。その飛び方は、しばしば翼を水平よりわずかにそり上げた状態で、低い翼面荷重によって低速飛行が容易となり、空中で敏捷に飛び回りながらも空気力学的飛行雑音を減少させることが可能なため、獲物に気づかれにくくなっています。さらに獲物を探す際は、その優れた聴力を駆使しますが、そのひらひらとした特徴ある飛び方によって、たとえ飛翔中でも聴力の妨げになることはありません。また同時に視覚にも頼って行動しています。

 コミミズクの狩りの成功率を調べた研究によると、試みた狩り628回のうち、成功したのは21%、不成功に終わったのは70%、結果不明は9%でした。このことからコミミズクは獲物を見つけて襲っても、5回に1回程度しかエサにはありつけないことが分かりました。小型哺乳類を捕食する際は丸呑みにするか、頭部を外して気管と食道の部分から引き抜くことによって内臓を出してから食べます。鳥類は翼をとってから丸呑みにしたりもするようです。



参考文献:

Manfred Heidenreich (1995), Birds of prey medicine and management, Blackwell Science, Inc., MA

J d Hoyo, A Elliott and J Sargatal(1999), Handbook of the birds of the world Vol.5, Lynx edicions, Barcelona

Hand, Thatcher, Remillard and Roudebush, 本好茂一監修(2001),小動物の臨床栄養学第4版, マークモーリス研究所日本連絡事務所, カンザス州トピカ

 Boxes, baskets and platforms / artificial nest sites for owls and other birds of prey, Sue M. Dewar and Colin R. Shawyer, the hawk and owl trust, London

 Fredric L. Frye, 松原哲舟監 (1997), 飼育下爬虫類の食餌,  LLL Seminar



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