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トラフズク

◎野生フクロウのエサ◎

和名 トラフズク
英名 
Long-eared Owl
学名 
Asio otus


ラフズクのエサは主に小型の哺乳類です。そしてさらにいくつかの研究では、鳥類が重要なエサとなっています。北アメリカの大部分の地域では、哺乳類のうちハタネズミ亜科のネズミが、エサの中で最も多い割合を占めていました。一方、北イタリアの降雪量が多い地域では、エサの中で鳥類の占める割合が最も多いことが分かりました。

トラフズクは狩りによく適応した羽毛構造を持っています。たとえば初列風切羽の外側2本は、縁が櫛のようになっています。さらに風切羽の後縁は柔らかく毛のようなつくりで、背側表面は綿羽のようになっています。このため、獲物に気づかれることなく静かに飛行することができます。また、聴力も大変良く、トラフズクは夜間、獲物の位置を突き止めるための手段として、聴力に最も大きく依存していると考えられます。たとえば完全な暗闇の中でも、トラフズクは獲物であるネズミを確実にとらえることができ、これは音を聞き分けることによって行われています。

トラフズクのハンティングは主に夜間行われていますが、繁殖期間中など多くのエサを必要とする時期は、夕刻にも行われます。狩りは、やや開けた林の樹冠より下の方で行うことが多いです。大変敏捷かつ活発なフクロウで、獲物を捕らえるときは素早く羽ばたき、前方、後方から追いたてます。そして短い滑空を繰り返し、時にホバリングを混ぜながら追い込んでいって捕えます。ほとんどの獲物は地上や低い草木の近くで捕獲しますが、風が強く吹いているときは木の枝から降下してハンティングを行うこともあります。

小型の哺乳類は、捕えたのち後頭部を強く噛んで捕殺します。獲物は他のフクロウ類と同様、丸呑みにしますが、げっ歯類は内臓を取り除いてから食べ、内臓は食べずに残します。



参考文献:

Manfred Heidenreich (1995), Birds of prey medicine and management, Blackwell Science, Inc., MA

J d Hoyo, A Elliott and J Sargatal(1999), Handbook of the birds of the world Vol.5, Lynx edicions, Barcelona

Hand, Thatcher, Remillard and Roudebush, 本好茂一監修(2001),小動物の臨床栄養学第4版, マークモーリス研究所日本連絡事務所, カンザス州トピカ

 Boxes, baskets and platforms / artificial nest sites for owls and other birds of prey, Sue M. Dewar and Colin R. Shawyer, the hawk and owl trust, London

 Fredric L. Frye, 松原哲舟監 (1997), 飼育下爬虫類の食餌,  LLL Seminar



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