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3.温度や湿度、日照時間

3.温度や湿度、日照時間

 
 フクロウ・ミミズクにとって快適な温度は、各フクロウの原産地によって大きく異なります。北方系のフクロウは寒さに強く、冬でも屋外で飼育できる一方、日本の夏は暑さがかなり厳しいため、対策が必要になります。南方系のフクロウはそれなりに暑さに強いと考えられますが、フクロウは汗をかいて温度調節をすることができませんし、気温が上がっても風通しの良い場所へ自由に移動もできないため、十分な注意が必要です。特に真夏の室内温度が30〜35度以上になる場合は、人が留守でもエアコンを点けておいたほうが賢明です。目安として、人間が快適でいられる温度であれば、大きな問題は起こりません。
また冬場、屋外で飼育している場合ステンレスなどの金属製のパーチ(止まり木)を用いていると、足の熱が急速に奪われて凍傷になってしまうことがあります。特に小型フクロウや足に密な羽の生えていないフクロウは、危険ですのでパーチの素材にも注意を払ってください。  
 一方、温度に比べ湿度はフクロウにとってあまり重要でないことが多いです。しかし湿度が高く有機物が大量に存在する環境は、雑菌等が増殖しやすいため、清潔を心がけるようにしてください。干し草やウッドチップは湿るとアスペルギルスなどのカビの温床となりますので、床敷には絶対に用いないようにしましょう。シロフクロウなどカビに弱い種類のフクロウは、夏場の湿気にも注意を払う必要があります 。
 日照時間は通常の人の生活に合わせておいて大丈夫です。自然に近い日照時間であればなお良いですが、そうでなくとも飼い主との共同生活のリズムにフクロウもだんだんと慣れてきます。また基本夜行性の鳥であり野生下でも昼間は木の陰などで休んでいますので、定期的な日光浴は特に必要ありません。もし日光浴をさせたい場合には、隠れる場所がないまま直射日光下に置くと、体温が急上昇して危険なことがあります。ケージの半分をタオルで覆ったり、一部日陰になるよう設置したり等工夫してあげてください。

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