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  小型フクロウのエサを製造・販売しております


小型げっ歯類

小型げっ歯類
 
ラット、マウス、ハムスター、テンジクネズミ、モルモットなどの小型げっ歯類は、研究用に飼育されていたり、鷹匠などがエサ用に繁殖させていたりします。研究用のげっ歯類(特にリタイアしたもの)は、実験等の無処置であることがエサとして大前提となりますので、必ず確認する必要があります。小型げっ歯類はSPFで比較的病原体の少ない群れから入手すれば、エサにしても猛禽類に対して伝染する可能性がある既知の病気がほぼないという利点があります。小型動物をエサとして与えるときは、全ての内臓を含む動物を丸ごと与えることが、最もバランスが取れた自然な食餌といわれています。しかし内臓を含んだものは腐敗しやすく、また野生下でも猛禽類は小型げっ歯類の内臓を残すことがありますので、ケースバイケースで対応すると良いでしょう。また、小型のフクロウにとって、成熟したネズミ(ラット)はあまりお勧めできません。なぜならラットは大きいものでは400gを超え、皮膚が分厚く、引き裂くことが困難だからです。さらに、たまには生き餌を与えようと考える飼い主がいるかもしれませんが、時としてネズミに反撃され咬傷を負う危険性がありますので、十分注意する必要があります。

ピンクマウスの栄養については、しばしば議論されることがあります。特にそのカルシウム含有について問題とされているようですが、カルシウムは生体で利用される際は、その絶対的な含有量よりむしろカルシウム:リン比率の方が重要となります。通常の動物は1121の範囲が推奨されています。カルシウム:リン比を見ると、生まれたばかりのピンクマウスはカルシウム:リン比が低いようです。マウスの新生仔はまだ骨化が十分でないため有効なカルシウム量が不足しますが、親からのミルクを飲んでいれば、この値は補正されます。

マウスのミネラル含有量の変化
  生後1日  カルシウム 1.72%  リン1.66% 

生後7日  カルシウム1.43%   リン1.29 %
  成体    カルシウム0.84%   リン1.29 %


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