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フクロウ

◎野生フクロウのエサ◎

和名 フクロウ
英名 
Ural Owl
学名 
Strix uralensis


フクロウのエサは主に哺乳類、鳥類、ときに両生類、爬虫類、昆虫類、さらに腐肉も食べることがあります。哺乳類の中では、小型げっ歯類、例えばハツカネズミやハタネズミくらいの大きさのものから、ミズハタネズミ(ヨーロッパで見られるキヌゲネズミ科の小動物。主に水中で単独生活をする。最大体重350gほど)や幼ウサギくらいまでの大きさのものまで捕食しています。鳥類なら小型のフィンチからハトやクロライチョウくらいまでの大きさの獲物を捕らえます。

北欧のフィンランドにおける調査によると、フクロウのエサのうち哺乳類が獲物の中で、数としては86%を占めており、重量換算では87%に達していました。そしてそのほとんどがハタネズミでした。次に多いのは鳥類で、獲物のうち数としては9%、重量換算では11%を占めており、2番目に重要なエサとなっていました。カエルは獲物の数としては5%を占めていました。

狩りは主に夕暮れ時に行われていますが、時に昼間行われることもあります。フクロウは夕方と夜明け前が最も活動的になります。狩りをする際、ほとんどが木の枝などからしかけます。そして獲物を探す時はたいてい飛びながら行います。獲物の位置は、その獲物が発する音によって特定します。その聴力は素晴らしく、たとえば2030cmほどの積雪下にいるげっ歯類などでも音で正確に居場所が分かります。育雛期、巣内雛に給餌する際は、大きな獲物は首を切り落としてから与えます。そして獲物が余ったら巣の近くまたは巣内に保存します。



参考文献:

Manfred Heidenreich (1995), Birds of prey medicine and management, Blackwell Science, Inc., MA

J d Hoyo, A Elliott and J Sargatal(1999), Handbook of the birds of the world Vol.5, Lynx edicions, Barcelona

Hand, Thatcher, Remillard and Roudebush, 本好茂一監修(2001),小動物の臨床栄養学第4版, マークモーリス研究所日本連絡事務所, カンザス州トピカ

 Boxes, baskets and platforms / artificial nest sites for owls and other birds of prey, Sue M. Dewar and Colin R. Shawyer, the hawk and owl trust, London

 Fredric L. Frye, 松原哲舟監 (1997), 飼育下爬虫類の食餌,  LLL Seminar



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