○○のお店           M i n e r v a    本文へジャンプ
 
TOP
ごあいさつ
エサと飼い方
野生フクロウのエサ
フクロウQ&A
商品紹介
ご注文方法
特定商取引法
フクロウ日記
  小型フクロウのエサを製造・販売しております


キンメフクロウ

◎野生フクロウのエサ◎

和名 キンメフクロウ
英名 
Tengmalm’s Owl

学名 
Aegolius funereus


 キンメフクロウは小型の哺乳類、鳥類、昆虫類などを食べています。具体的にはトガリネズミやヤチネズミ、ハタネズミ、ズアオアトリなどの小鳥、甲虫といったものです。

 キンメフクロウは北方の生息域における白夜を除けば、基本的に夜行性のフクロウです。待ち伏せタイプの捕食者であり、追跡するタイプのハンターではありません。森の中をジグザクに移動し、止まり木から止まり木へ短距離ずつ飛翔していき獲物を探します。獲る獲物を決めた後でも、もし獲物が捕獲しにくい場所にいるなら、攻撃をしかけるまで10分もしくはそれ以上の時間、じっと待ちぶせします。しかし通常は10分以内に狩りが行われます。雪や植物の下にいる姿の見えない獲物も捕えることができますが、これは優れた聴覚によるものです。頭蓋骨の著しい非対称性によって、聴覚で正確に獲物の位置を知ることができ、その能力で、音源を水平方向のみならず垂直方向でも特定することが可能です。
 小さな獲物は頭から丸のみしたり、少しずつちぎって食べたりします。大きな獲物は少しずつちぎって食べますが、頭を最初に食べます。中でも後頭部と脳から食べ始めることが多いようです。一方、ヤチネズミの胃腸を含む内臓は、時として食べる前に捨ててしまいます。



参考文献:

Manfred Heidenreich (1995), Birds of prey medicine and management, Blackwell Science, Inc., MA

J d Hoyo, A Elliott and J Sargatal(1999), Handbook of the birds of the world Vol.5, Lynx edicions, Barcelona

Hand, Thatcher, Remillard and Roudebush, 本好茂一監修(2001),小動物の臨床栄養学第4版, マークモーリス研究所日本連絡事務所, カンザス州トピカ

 Boxes, baskets and platforms / artificial nest sites for owls and other birds of prey, Sue M. Dewar and Colin R. Shawyer, the hawk and owl trust, London

 Fredric L. Frye, 松原哲舟監 (1997), 飼育下爬虫類の食餌,  LLL Seminar



野生フクロウ のエサに戻る

    copyright(c)2014 Minerva All Rights reserved.
このホームページのすべての文章の文責および著作権はMinervaに帰属します。